工事実例紹介 基礎編

基礎の「足」!「砕石事業」

まずは基礎部分を見ていきましょう。

砕石は「ランマー」よって強めに転圧されます。

弊社で採用している基礎は必ず、砕石をランマー転圧にてつき固めることで、通常よりさらに強固にさらに均等に砕石を施工 することができるのです。

いい家を造る為、            高品質な基礎作りをします。

その第一歩として、まずは基礎の下に敷く「砕石」から良い施工を心がけています。

キレイにならされた砕石の上に、「防湿シート」をかけます。

どうしても地面から上がってきてしまう湿気を防ぎ、     基礎、そして家を更に長持ちさせてくれます。

こうして完成した砕石は、これから何十年もの間

この家を支える基礎を支える大切な「足」となります。

基礎の「骨」!:基礎配筋

次に、基礎の「骨」となる鉄筋について見ていきましょう。

上の写真の赤枠の部分を見ると、鉄筋の太さや敷いている鉄筋の間隔に違いがあるのが見受けられますね。

ではなぜこのような違いが生まれているのでしょう?

その理由はこの「構造計算書」にあります。

この構造計算書には上図の様に、「記載の基礎の部分にどれだけの力がかかり、基礎自体はどれだけの力に耐えられるので安全です。」と裏付けをするための計算が記載されており、これを利用して鉄筋の使用量に無駄が生じず、基礎が十分に強くなり、長持ちする「適材適所な配筋」をしているのです。

これが、無駄な材料費の削減にも繋がっていきます。

(※許容応力度計算に基づいた算定値)

また、この構造計算書は上の写真のようにとても分厚く、家のすべてが詰まっている書類です。

これだけの書類を揃え、第三者機関からの厳しい審査を通過することでようやく、弊社で推進している、福島県の認定長期優良住宅の認定(県からのお墨付き)がいただけるのです。

上部写真、赤枠で囲まれた部分に、角に沿って曲げられた鉄筋が見えますね。

これは、引っ張る力に対して弱いコンクリートの角の部分が割れてバラバラにならないための補強の役割を担っている鉄筋です。

この鉄筋の長さや数なども、構造計算によりきちんと求められています。

上の写真には、逆さまにした杖のような大きな金物が設置されていますね。

これは、「ホールダウン金物」といいます。

この金物は、基礎と柱を強固に固定し柱が土台から抜けてしまう事態を防ぐ重要な金物です。

もしも地震が来た時に柱が土台から抜けてしまえば家が倒壊してしまうおそれもあります。

決して欠かすことのできない大切な金物です。

上の写真には今までの鉄筋と違い、斜めに入っている鉄筋が見受けられます。             これは、さや管スリーブ・人通口という開ける必要がある為にやむをえず出来てしまう空間の部分を、補強するための鉄筋です。


こうして組み終えた鉄筋は第三者機関により、安全に確実に施工されているかの検査を受けます。

基本的にこの検査は、第三者機関による一回だけでいいのですが、弊社では更に間違いない施工の為に、自社での点検も行います。

これにより、更に確実な施工をめざしているのです。

いよいよ基礎の姿に!「基礎コンクリート打設」!

いよいよ大詰め、コンクリートの打設を見ていきましょう。

使用するコンクリートは、季節や気温に合わせて調整したコンクリートで、均等で強固な基礎を作る為、職人が丁寧に丁寧に施工していきます

こうして完成した基礎がこちら。

少し遠くから見ても美しいのが分かる基礎は、丁寧な施工により寸分の狂いもない強固な基礎を作りだしました。

更にこうして完成した基礎を自社で間違いないか検査します。

よりよい家づくりの為には、このようなこまめな検査を行うことが必要不可欠になってくるのです。

完成後の事も考えて...「容易な維持管理が可能な構造」!

さて、ここまで見てきた基礎には「人通口」が設けられていましたね。

これは文字通り、床下で何か異常が発生した場合などに、この人通口があるおかげで、床下で何かがあった時も簡単にくまなく見て回ることができるようになる、維持管理には欠かせない通路なのです。

人通口と同じように設けられていたスリーブを通る水道からの給水管、「さや管」は水道の管の取り換えを スムーズにしてくれる優れものです。

管は基礎よりも破損が生じやすく、簡単に取り外しができない場合は破損を直すのも一苦労。

そこで、このさや管を採用することで従来の給水管とは違い、取り外しが容易に行えます。

これは、弊社で使用している水道の配管です。

それぞれの機械から、「二色のさや管」が伸びているのが見受けられます。

赤の管はお湯を、青の管は水を運ぶ管になっており、このような形で全ての配管が一カ所に集められた「集中配管」は一つの場所で配管を管理できるため、修繕や配管の入れ替えも簡単に行えます。

ついに完成!!住宅の要「基礎」!

いかがでしたでしょうか?                    

細かな検査や緻密な計算、家が完成した後もいい状態を保つための工夫を、一部ではありますが、ご覧いただきました。                  

こうして完成した基礎が住宅を長い間支え続ける要になります。

高品質な家づくりは、高品質な基礎づくりから。

家が建つとそのほとんどが見えなくなってしまう基礎にも、アイフルホーム会津店の家づくりの特徴が隠されているのです。

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